2017-06-17 日本の写経について(写経の始まり) 今日から少しずつ学んでいきます。 今日は日本の写経のはじまりについてです。 写経は、仏教の伝来をきっかけにして 飛鳥時代の頃から始まったそうです。 飛鳥時代の聖徳太子、奈良時代の聖武天皇は 国家事業として写経所を設置するなど 積極的に取り入れましたが、 これが、写経が日本に根付くきっかけとなったようですね。 また、このころ中国(唐)では、 書道の黄金期で、王羲之書法が尊重されていました。 ですから、遣隋使・遣唐使によって それらが伝えられ、 日本でも晋唐の書風(王羲之や、初唐の書家)が流行しました。 今日はここまでです。 次回は、平安時代のころを学んでいきます。